最近だっけ、消費者庁からの注意喚起のPDFが公開されましたです。
「月収 50 万円なんてコピペするだけで簡単に稼げます」などとうたい、多額の金銭を支払わせる事業者に関する注意喚起
なんかコピペ作業で副業みたいな広告がネット上によく見かけて、普通の感覚を持った人は「それって詐欺やん?」って気づくんですけど、世間知らずの若い子とか、首が回らない人とかは藁にも縋る思いで飛びつくんでしょうね。
このPDFには、まとめのはじめにこう記されています。
インターネット上には、誰でも簡単に稼げるかのような表現を用いて、収益を得るために必要と称して費用を支払わせる業者が数多く存在します。
このような表現をうのみにして、費用を支払ったものの、想定していた収益が得られなかったなどとする相談が数多く寄せられています。
「誰でも簡単に稼げる」といった説明があれば、まずは疑い、甘い言葉に決してだまされないでください。契約をする前に冷静に考えましょう。
最近では、自称プロブロガーが「支援お願いします」とTwitterで呼びかけ、金をタカって生活している現状。「支援」って、要するに「お金ないから金くれ」と言ってるようなものですよね。「支援」した人は、実はそいつを養っているっていうことに気づかない場合が多いです。そんな義理でもあるんですか??
情報商材の4コマです。 pic.twitter.com/ugacbGssgN
— 部下 (@guchirubuka) 2016年11月13日
「稼ぎ方を教えます」と宣伝し、「じゃあ、教えてよ」と言ったらお金を徴収。たいてい「簡単に稼ぐ方法」という類は情報商材やらキットやらを買わされるんですよ。
「お金の引き寄せ」「輝く女性性」などの高額セミナーに通うと大体こうなります↓
— 黒猫ドラネコ◆ (@kurodoraneko15) 2018年5月3日
「批判する人は自分を見ていない!」
「自分の意志でお金を払った! 何が悪いの!?」
「お金の循環!何倍にもなって返ってくる!」
「私とのランチ会(参加費1万円)はこちら!(URL)」
結論:可愛いよ鴨さん❤️
現実逃避してプロブロガーに転向する若い子たちが増えていく現状について、数多くの人たちがTwitterで注意喚起してます。
プロブロガーやインフルエンサーの有料サロンや有料noteなんかのコンテンツを買う人たちは多いけど、対価と引き換えに彼らから与えられるものの本質はコレ。 pic.twitter.com/qtZgmJ34YQ
— Blogger Watchdog (@problogger_jp) 2018年5月14日
300万円の借金してまで藤本さきこさんの認定講座に通う理由は「行きたいから!」。自ら名前と写真をさらけ出せるのは尊敬します。セミナー主達と違いブログPVが増えてもお金になりませんが、読んであげてください。藤本さんの認定を受け有名になれば必ず借金も返せるはずですhttps://t.co/WEHR9lMWpZ
— 黒猫ドラネコ◆ (@kurodoraneko15) 2018年5月16日
まあ、世の中いろんな人がいるもので、養分になっていることに気づかない人たちがたっくさんいます。卑弥呼の生まれ変わりとかいう人とか、認定講座を受けるために300万の借金とか、私には理解に苦しみます。
昨日私のTLを大いに賑わせた『借金してキラキラ起業の講座に出る』話
— 古賀ちぐさ (@LibertyWoman2) 2018年5月19日
認定講師になったら稼げるから、すぐに返済できる?
残念ながら、それって砂漠の中で砂金粒を探すよりも難しいことだと思います。https://t.co/DXMjYTU6Js
っていうか、自称プロブロガーとか高額セミナーやってる輩を信じちゃだめですよ。
仕事を頑張ってやってた人は独立して成功してる。逆に、
— 肉級 (@mecchanikuniku) 2018年5月19日
仕事から現実逃避して数年海外を旅したり、放浪してた人は帰ってきてやる事が何も無く路頭に迷ってるのよね。
ただ逃げてたら一生成長しないわよ。逃げた後の未来を確実に描けてるのかで成長できるか決まるわよ。
私は肉級さんのこのツイートに大いに同意します。
自称プロブロガーの記事とかTwitterのつぶやきが酷すぎて読めないアカウントがこちらです
— wanichan (@wanichan) 2018年5月20日
意識高い系が多いのか、サイコパスなのかなんなのかわかんないですけど、たいていの自称プロブロガーとかその予備軍は、器が小さかったりしません? 自分の非を認めず威嚇ばっかりして、安いギャラ設定でキレる自称作家さんとか。
器が小さいから現実逃避をして、自分の容認できる範囲内で楽して周りの人からお金を「支援」の呼びかけを行い、毒吐いている人たちの増殖。この先の日本経済が心配です。
この前、プロブロガーとか自称作家の方が「こんな安い値段で仕事の依頼された!舐めるなよ!」みたいなことを呟いていました。
— 山岡ソースケ(旦那)/フリーライター夫婦 (@sosuke_eureka22) 2018年5月18日
でもネットの外の世界では、その人のリアルな市場価値はこの程度しかないのでしょう。
底の浅さと市場価値の低さ、その両方を自分で露呈しただけのように思います。
私は一時期、原稿料で生活してたこともあったりしましたけど、ごくふつうのライターは、安いギャラでキレるなんてことはしません。高いギャラがもらえるように努力するのが普通の感覚であり、とにかく人に認められてナンボでっせ。
現実逃避しているから自分を過大評価しているだけ、ということに早く気づいてほしいです。