wanichan's blog

英会話や旅行に関することなど、非技術的なネタを綴っていきます。

フリーランスは「ニート」なの?

前のエントリーで言及したブログ主のことが気がかりだったので、記事を追ってみました。

なんか若いっていいねーって感じですわ。いろいろと不器用に人生を生きてきて、自分にとって本当にベストな生き方っていったい何だろう、みたいな?

大半の人は企業に勤めるのがすべてと思っている

いわゆる「フリーランス」に該当する当事者の私に言わせると、「フリーランス」=「ニート」ではありません。

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「フリーランス=ニート」って言いかえれば「正社員がすべて」で「それ以外はニート」という極論にすぎません。正社員じゃなくても立派に働き活躍している人が大勢いますけど、そういう人たちの存在に気づかず、想定すらしない人たちが日本に多すぎるのです。

前のスポーツジムに通っていたときに、たとえ毎年ちゃんと確定申告して税金を納めていたとしても、日中遊び惚けているように見えるから、そのうわべだけでボロクソに言われた経験がありますし、かつて付き合っていた相手からも「遊び惚けている」と無職扱いされました。「雇用されていなければニートだろ」みたいな。確かに、NEETって "Not in Education, Employment or Training" の略で、フリーランスは雇用されてないということは事実です。…今から思えば別れて正解でした。悲しいかなそれが現実です。

ていうか、そもそも「ニート」という言葉の存在自体が「悪」だと思います。ワーキングスタイルの多様化を阻害し、不必要に偏見を生み出す根源になっているのではないでしょうか?

世間では正規雇用とかそういうこと「だけ」がクローズアップされて、「えっと、働き方は他にもっといろんな方法があるのにスルーですか?」みたいな。

フリーランスでクレジットカードは作れるのか?

クレジットカードの審査に落ちるとかいうのは、収入実績がない、ブラックリストに載ってる、もしくは、短期間にやみくもに何社も申し込んでしまってる、これら3つのうちのいずれかが原因かと思われます。

勤続年数やクレジット利用実績がカギ

とにかく収入実績は必要です。数年間企業に勤めて実績を作っちゃえばいいのですよ。継続的に会社から給料がもらえているとか、勤続年数があれば、クレジットカードは問題なく作ることは可能ですし、その後に独立しても特に問題はないのです。

っていうか、私はふつうにどっかの企業に勤めていたときにクレジットカード作っちゃいました。最初はライフJCBカードだったけど海外(はじめてのバンクーバーのホームステイ滞在中)では使えず、後でVISAなオリコカードを長年使っていました。入会当時のオリコのポイントはかなり魅力的だったんですけど、だんだんあまり魅力がなくなってきてやめちゃいました。

長年使ってると限度額がどんどん上がって利用限度額100万にアップしましたーっていう通知が来たりしましたけど、J-WESTカードを作ったあとに解約しちゃったからしょうがないです。

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十分なクレジットヒストリーがあるからなのかよくわかんないですけど、フリーランスになっても困ることはありません。収入が不安定であっても、クレジット利用実績を積み重ねれば問題ないです。私はクレジットローンの残額一括返済を何度も何度もやってきたので、そういうことが有利になってるのかもしれません。

社会的信用を得るために

クレジットカードは持っていないと海外では信用されません。いわゆる身分証明(ステータス)のようなものです。持ってなければホテルに宿泊できない…なんてこともあります。まあ、旅行代理店で全部お金を振り込んでおく現金主義だから、なんていう言い訳も聞こえてきそうですが、不測の事態も想定すべきです。

とにかく何でもいいので、「石の上にも三年」ということわざにもあるように、とりあえず3年はどっかの企業に勤めたほうがいいですよ。3年は我慢です。信用度をUPさせるために。そして、どっかの会社に所属しているときにクレジットカードを作ればいいのです。

海外に行く予定があればVISAまたはMasterのいずれかを持っておく必要があります。VISAデビットでもいいかもしれないですけど。JCBだけしか持ってない方は、絶対にVISAもしくはMasterカードも持ち歩きましょう。実際にJCBで決済できるというホテルに行ってみたら、システムが変わったから使えないと言われ、仕方なしにMasterカードで払った生き物がここにいます。

Waiting for the Return Flight to Osaka - July 12 - 13|Long Trip to East Coast 2015

ゴールドカードの作成

私がJCBゴールドに申し込んだとき(確かパスポート洗濯しちゃったから再取得の際、たまたまそこにJCBのおねえちゃんがいて、証明写真無料にするために申し込んだら承認されてしまった)はほぼフリーランスでしたし、

ユナイテッドのマイレージを失効させないために、っていうか、飛行機タダ乗りしたくて、マイレージプラスJCBゴールドカードを申し込んだときも、どの企業にも雇用されていませんでした。そういえば、関空でうろうろしてたらAMEXのおねえちゃんにつかまって申込書を書かされたときもフリーランスだったような。年会費高かったからその場で解約しちゃいましたけど。

あ、マイレージプラスプラスJCBゴールドカードは年会費税別15000円だけど継続してまっせ。英会話イーオンの授業料とかを払うのに、利用限度額が高いクレジットカードは必要ですし、ゴールドカードさえあれば海外でも安心ですからね。まあ、JCBブランドは現地では使いづらいですけど。

メインバンクからのAMEXプラチナカードの招待状

その後、2年ほど前に三菱東京UFJ銀行(現:三菱UFJ銀行)から、プラチナAMEXカードどないでっか?っていうインビテーション来ましたよ。銀行は私の収支状況が丸わかりですからね。メインバンクですし。

もし「フリーランス=ニート」であれば、こんな案内なんて来るはずがないですよね? どうやら、銀行からみれば、私のことを個人事業主とみなしているようです。10年前に税務署に開業届とか出して青色申告してますし。てか、年会費アホみたいに高いからそのインビテーション捨てましたけど。

「フリーランス」ではなく「個人事業主」と言えばいいかも?

「フリーランス=ニート」という短絡的な発想は、「会社員だけが正道」と思っている、視野の狭い人種によるものです。自分が知らない、理解できないことは否定的に考えるのが人間の性です。

ていうか、たいていの人は「フリーランス」って「フリーター」に近い言葉と思い込んでいて、「フリー」という言葉がついてるから「職無し」という斜め上の解釈しちゃってる可能性が。この場合は税務署に開業届を出したうえで日本語で「個人事業主」と言えばわかってくれます。青色申告でちょっと最初は戸惑うかもしれませんが、そのうちに慣れます。あ、面倒とか自分の業務にのみ専念したい場合は税理士さんに丸投げしてもいいですけどね。

以上、老婆心ながらぐだぐだ書いてみました。