wanichan's blog

英会話や旅行に関することなど、非技術的なネタを綴っていきます。

「好きなことを仕事に」の定義自体が間違ってると思う。

ちょっと前に「好きなことで、生きていく」をキャッチフレーズでYouTuberのCMが流れていた気がするんですが、

それってごく稀なことだと思うんですよ。

www.ossanhack.com

私は「好きなことを仕事に」すること自体、考え方とか方向性自体が間違っていると思います。そもそも仕事って、自分ができることをやるものじゃないですか??

 

好きなことは、必ずしもできるとは限らない

好きなことは、そりゃー人それぞれです。しかし、好きなことは、必ずしも自分ができるとは限らないですよね??

まあ、「好きこそものの上手なれ」ということわざもありますけど、できないけど好きで続けている人だっていますよ。周りにいませんか? 音痴なのにカラオケが好きっていう人。

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音痴のイラスト

そもそも、自分ができないのに無理して仕事しようとするから、いろいろと問題が起こるんですよ。それで人によってはデキない自分を責めて鬱になって、極端な例では思い詰めすぎて自ら命を絶つ人もいます。

仕事の定義とは

では、何をもって「仕事」と言えるのか?

それは、周りの人を助けたり、感動を与えたり、ハッピーにさせたりすること、そのご褒美として結果的に報酬をもらえることが「仕事」だと思うんですよ。

中には、中身空っぽの有料noteやら情報商材やら怪しい高額セミナーで人からお金を騙し取ったり、乞食同然の行為をするアホもいますけど、それは「仕事」ではないです。なぜなら、お金を出した人は何も得られてないからです。

ちなみに、情報商材やら無価値なnoteを購入して失望してもあまり批判されないのは、その後悔を認めたくないからですね。それを認めたら自分が惨めになっちゃうから。だからこそ、活用できない自分が悪いんだ、と自分に言い聞かせて納得することで、自分が惨めになることを回避しているだけなんです。

できることを仕事にすべき

私は13歳の誕生日のときから長い間日記を付けてました。あの時は、寝る前に頭にいろいろ邪念とか雑念とかがいっぱいいっぱいで眠れなかったから、頭の中にあるモノを書き出すことでスッキリ眠りたい、というノリで書いてきたわけですよ。毎日日記をつけることがライティングの訓練になり、いつしか自分の書いたことが人に評価されるようになって、本を書くようになった、というのが流れです。

この事例では「好きこそものの上手なれ」の如く、書くのが上手くなって、それを仕事にできたという結果に至っています。

そもそも私は書くことは好きなのか?というと、どうなんでしょうね。心の中にあるモヤモヤとしたものを吐き出すための手段としては有効じゃないですかね?知らんけど。

書けるから書いてるっていうか、できるようになったから結果的に好きになったって感じ?

前々から私は言うことは変わってません。「やりたいことじゃなくて、できることをやる」ってことを。

「好きなことを仕事に」じゃなくて「できることを仕事に」すべきじゃないですか?