ふと興味深かったのでいろいろググってみました。なんかみんな定義がバラバラなんだなぁと。
私の職業は何かというと、「ライター」だと思うんです。だって、2冊目の本を書いていたときに、Skypeで打ち合わせながら一緒に仕事をしてきたDTPの人に私の職業って何かを聞いたときに「ライターだよ」って言われたからです。
なんか、作家っていうのは、小説家とかなんか芸術的で創造的な読み物を書く人っていうイメージです。ライターはただ単に物書き。テクニカルライターっていう職業はもともと家電の取説を書く人からはじまり、やがてパソコンが普及し、パソコンの使い方とかを書く人につながっていったっていうのをどこかで見た記憶があります。
作家 - Wikipedia によると、
作家(さっか)とは、芸術や趣味の分野で作品を創作する者のうち作品創作を職業とする者または職業としていない者でも専門家として認められた者をいう。 芸術家に含まれる者の多くはこの意味での作家であるが、職種・肩書きとして、○○作家と呼ぶかどうかは、すでに固有の職業名称が確立しているか否かによる。
小中学生のときですかね、なんか小説を書こうと思ったときがあったんですが、シナリオとか登場人物とか脳内でいろいろと出来上がってきたものの、いざというと書けなかったので、何もことを成してなかった感じです。でも、なんか小学3~4年生のときに「月に行ったねずみ」っていうショートストーリー書いた記憶が。その作品を担任の先生に見せて通知簿にそのことが言及されていたというのも覚えてます。もうその原稿はなくなってしまったけど。てか、どんなあらすじだったか覚えてないです。
しかし、私は「ブロガー」ではないと断言します。確かにブログいくつも作ってなんとか頑張って書いてますけど、あくまでおまけの存在であり、メインはWebサイト(ホームページ)の運営です。ホームページとブログは違います。でもまあ、そのことについては、メインブログで熱く語っているのでここでは深く掘り下げることは避けましょう。
それはさておき、私が何冊か技術書を書いたことは事実(実際は7冊だけどクレジットされているのは6冊)ですし、絶版になっているとはいえ、今でもちゃんとAmazonに私の著書がリストされているという事実は誰も否定できません。よって、私の場合「テクニカルライター」というのが自他とともに認める職業だと思ってます。
本を書くにも「自費出版」と「企画出版」があり、私が出した本はすべて後者です。つまり、本を出版するのにあたり、私は一銭のお金を出さず、すべて出版社の負担、んでもって、私には原稿料とか印税という名の報酬を受け取ってます。出版社の編集さんと打ち合わせながら本を書いて、初校やら再校やら校了やらのプロセスを経て世に出てます。でも、こういうのんって、企画が下りないと出せないんですよね。版元だってリスク背負わなきゃいけないからかなり慎重です。
雑誌やWeb記事の寄稿もして、その都度原稿料をいただいておりました。そのときの編集さんは、私のことをプロのライターと認めていて、逆に私にそのプロのライターレベルのクオリティを当然の如く要求されました。かなり厳しかったですよ。そこらへんの人とは違って、何冊も技術書を出したという実績があるわけだから、それを踏まえて「プロなんだからちゃんとした原稿出せ」といった感じで怒られたことがあります。
で、今は本を書く代わりに好きなように自分のサイトでコンテンツを組み立てながら記事を書いている、というのが現状です。
まあ、どう呼ばれたいか、って人それぞれのポリシーとかこだわりとかあったりします。私のようにたとえブログ記事を書いていても「私はブロガーじゃない」と否定するかのように。ちゃんと実績があって、プロとしてちゃんと認められて報酬を得た時点で名乗れるものだと認識しています。現に、無駄に4つも作ったはてなブログだけでは食べていけません。何で食べてるか、ですよね。
で、「はあちゅう」氏はどないやねん?って感じですが、私は彼女のことを「ブロガー」だと思いますよ。「ライター」かもしれないですけど、「作家」じゃないですね。
まあ、本を出したことは事実かもしれないですけど、あまり認知されてないんじゃないですかね。だって、メインはブログでいろいろ記事書いて、サロンやら何やらよくわかりませんが、そういうのを開いているので「プロブロガー」の類じゃないかと。なんでサロンなんて開くねん、って感じですわね。炎上商法でページビューを稼いだりなんかして? そうしないと食べていけないって感じですか? 知らんけど。