まず、先日から大騒ぎしてた無断転載サイト問題、サイトにアクセスできなくなったことを確認したため、記事の固定表示を解除しました。これもみなさんの行動力のおかげです。ご協力ありがとうございました!
しかし、このブログはあくまでも非技術的なネタを扱うところであり、技術的なことはメインブログ「wanichanの日記」に書いてます。
無断転載問題はこちらのサブブログが標的となったため、例外的にこのブログに記事を書いた次第です。
今後、技術的なネタは原則的にメインブログに書いていきますが、人生が絡むことについては、こちらで扱っていきます。みなさん、よろしくお願いいたします。
さて、本題に入ります。
私があちこち被害者のはてなブログ民にIDコールしていて感じたこと、それは、プロブロガーに憧れてはてなブログでアドセンスネタが目立ったことです。収益目的で記事を書く人が急増していますが、はっきり言ってそれは止めたほうがいいです。身バレして職を失ったり始末書書かされたりする恐れもあります。
アドセンスである程度の収益を得るには数年かかる
私がアドセンスアカウントを取得したのは2004年3月でしたが、当初広告貼ることに消極的だったため、実際に広告導入し始めたのは2005年1月の正月明けあたりです。しかし、すぐに仕事なんてやめなかったですよ。当初はライターの仕事と派遣の仕事を掛け持ちしてて、主なる収入源は派遣の仕事でしたし。本を書くことなんてマジでお金にならないです。ましてや技術書なんて。ステータスが上がって先生呼ばわりされる、ただそれだけです。それだけでは生活できません。名誉だけではごはん食べられませんから。
著述業と派遣の仕事の掛け持ちがしばらく続きましたね。開業届を税務署に提出したのは2008年1月25日。損失を次年度に繰り越せるから青色申告しといたほうがいいよ、って言われたんで。
んでなんやかんやと本を書きーの、雑誌やらWeb記事の寄稿しーの、派遣の仕事も掛け持ちで続けて行きましたが、自宅で一人でいることが多くなると考え方が偏り、ネット上のバッシングで鬱になり、その心の病気のせいで、私をライターデビューさせてくれた恩師な編集プロダクションの人にめっちゃ失礼な言動をしてしまいました。その当時はなんか私の周りが全員敵に見えたのです。仕事も友だちも失ってしまい、唯一の収入源がアドセンス、それも生活するには到底足りなさすぎで、貯金を崩しながら生活をしていきました。
結局本は7冊(うち1冊はゴースト)書きましたが、もう本は出せないと分かって、そんなら積極的に本を書く代わりに自分のサイトで記事を書いていこうじゃないか、というノリになりました。自分のサイトであれば、締め切りなんてないですよ? 自分でノルマ決めたらいいだけです。
締め切りから解放されて自分の本当に発信したい情報を自由にどんどん書いていくと、やがて、本の印税や原稿料よりも収益が上に。でも数年かかりましたよ。すぐに生活できるレベルなんかにはならないです。生活水準を満たすための収入の埋め合わせに短期単発の派遣の仕事をしばらく続けて行きましたから。
そういう過去がある私はちょっと異例かもしれないですけど、もともとはサイト運営をしてきたら「本を執筆して」という依頼メールが来てライターデビュー、んでもって、そこから人のつながりができて、世界中に友達ができて、とりわけアメリカの友達が多くなりました。
自分にできることを実践するのみ!
当初、サイト(ホムペ)を立ち上げた目的は、こう記してます。
基本的に自己紹介サイトなんですよね。自分に何ができるのか、そのできることを可視化していくのが目的なんですわ。
自分自身をコンテンツ化する、っていう感じ??
でも、間違っても自称プロブロガーみたいに人生を切り売りなんていうアホな真似はしませんよ? 自分に何ができるか、どうすれば人様のお役に立てるのか、といった方向性でサイト運営してます。
あ、このブログは日常生活やライフスタイルにおいて、もしかしたら他の人も参考になるカモ?といったネタを書いてます。共有することって、そういうことでしょ?
ぶっちゃけ技術的な記事を大量に書いてるのも、できることをやってるだけです。やりたいことじゃないです。飯のタネなんですわ。てかエクセル嫌いだし。
やりたいことをするだけでは結果はでないです。それで結果を出してる人はすごく運がいいか、話を盛ってるかのどちらかです。逆にやりたくなくてもできることをやる、それが仕事になり、収入につながるのです。
プロブロガーは実質「信者ビジネス」
そもそも自分で「プロブロガー」って名乗るところがおめでたいです。っていうか、ダサくない?
アドセンス収益目的で書いてるブログ記事って、マジでつまんないんですよ。胡散臭さ全開で、ホントに読む気にはなれないのです。つまり、目的の設定を「金儲け」にするとダメです。収入は自分のやった成果報酬に過ぎず、目的は金儲け以外に設定してほしいものです。
てか、ほとんどのアフィリエイト収入目的でブログ始めた人の記事は、内容がスカスカ、改行しまくって幼稚な表現力。普段書くことを習慣としていない、にわかな人たちが低品質な記事を書き続けているというのが現状です。
え?待って?これがプロブロガーの書いた記事なの?え?マジ?
— DPNのなっちゃん (@natsuadvise) October 15, 2017
何かの間違いだと思うからもう一回読んでみる…(震え)
生後26年目にして気づいてしまった残酷で悲しすぎる1つの真実 https://t.co/WeNDhmB26A @annin_bookから
ライターの私に言わせれば、彼らの行っていることは文業ではありません。自らプロと名乗るのであればちゃんと仕事すればいいのに、って思います。あ、自称作家の人もいますけど、私の目からは単なるそこら辺のプロブロガーとやってることは同じにしか見えないです。
プロブロガーにインスパイアされて大学中退したり、せっかく入社した会社を辞めてプロブロガー宣言した子たちが結構いますけど、彼らは社会経験が乏しいので、記事内容も浅はかです。世の中舐めすぎやん、って突っ込みたくなります。あーなんか世間知らずの青二才がなんか言ってる、って感じ。
で、やがてソシオパスになっちゃうのです。
なんか月100万稼いでるとか言ってる自称プロブロガーいますけど、ほとんどがプロブロガー同士の相互スポンサーで数字を水増ししたり(実際はプラマイゼロなのに)、サロンという名の信者ビジネスで信者からお金を巻き上げているだけです。keiandgen.net
それに、プロブロガーが販売している有料noteとかも結局"教祖"にお布施してるだけです。私はアドセンスで収入を得る方法といった類の本は買ったことはありません。だって、アドセンスの公式ヘルプに全部載ってるんだもん。
どんな道を選んでも社会とのつながりを大切に
基本的にアドセンスは「おまけ」として考えたほうがいいですよ。軌道に乗ってきたらその時に考えたらいいのですから。
どんな道を選ぼうがそれは本人の自由ですが、まずは自分自身の得意分野を見極めて、それを生かすようにしてください。私は書くことが好きで、ずっと日記を付けてきたことによってそれが得意になって、ライターになったクチです。社会において自分に何ができるのかを知り、精一杯できることを実行するのみです。
金が欲しいからと、普段書くことを習慣としてない人が無理して、やれ文字数だの、やれキーワードだのと言ってる間は、信者ビジネスをしない限りは稼げないでしょう。
サラリーマンや社会をdisったり、警察沙汰になるほどの身勝手な言動なんていうのはもってのほかです。どんな道でも共通した社会の常識が存在します。どんな職業を選んでも社会のルールに従わなければいけません。
もし、ライター専業するのであれば、社会とのつながりを確保したほうがいいです。積極的に生身の人間と関わること、それで考え方の偏りがなくなり、精神的にバランスが取れます。私はそのために英会話イーオンに通ってます。