前のエントリーの続きです。
- 精神論を語る意識高い系のブログの増加
- 改行多用した中身の薄い記事の量産
- 価値のない品質の低いコンテンツ
- 文字数と記事数「だけ」こだわるブロガーの急増
- 価値のあるコンテンツとは
- 当ブログのねらいについて
- さいごに
精神論を語る意識高い系のブログの増加
ライフハックやら身だしなみをはじめとした一般常識、あと人生論やら哲学をテーマにしたブログって結構増えてますよね。はてなブログも然り。
たいていそういうテーマを取り上げる人に限って、社会人経験が乏しかったり、会社に勤めていてもみんなに仲間外れにされたりしてる感じの人が目立つ気がします。
あのね、実体験談こそが価値の高い記事になるんですよ?
たとえば典型的な意識高い系()ブログのありがちなカテゴリ構成がこんな感じ。
- フリーランス
- ブログ運営
- ガジェット
- ライフハック
- コラム
- 旅行記
人生論とかライフハックとかっていうネタってもうおなか一杯ですねん。そこに書き手側の実体験の具体的かつ詳細な情報、それを通じてどう感じたか、とか、どう対処したか、っていう情報が欠落してるんですよね。だから「面白くない」んですよ。
改行多用した中身の薄い記事の量産
それに、一文一文が短すぎで改行を多用して水増ししてる感じ?
ポエムだったら行間を読む感じで味があるかもしれないんですけど、ポエムじゃないんですよねこれ。
中身スッカスカの記事で改行多用して風船のように膨らまして、アドセンスに不合格して困ってます、とか、アドセンスに合格するために頑張ってもダメでした、っていう書き込みが公式ヘルプフォーラムにわんさか存在しています。
はてなブログにははてなスター機能がついてて、本来は「面白かった!」とか「ためになった」とか「ほんこれ!」とかいうエントリーにスターを付けるわけですが、実際のところ、面白くなくても自分のはてなブログにリンクするためにはてなスター付ける輩がいるんですよ。だって、そのスターをクリックしたらその人のはてなブログに飛びますよね?
つまり、営業するはてな民がいるってことです。したがって、はてなスターはあんまし当てにならないです。やけにはてなスターが多いところほど、面白くないのは気のせいでしょうか?
価値のない品質の低いコンテンツ
アドセンスヘルプフォーラムには、はてなブログに面白くない記事を頑張って書いて不合格という相談のトピが散見されます。
https://productforums.google.com/forum/#!forum/adsense-ja
追記:その後トピ主の方は散々辛口コメントを浴びたせいで改造する決意した模様です
ブログを大改造する決意をしました
— TAQUAN (@teineiniikiru) November 27, 2018
ちなみに「価値の低い広告枠」は、英語では ”Thin content with little or no added value" に該当するっぽいです。
文字数と記事数「だけ」こだわるブロガーの急増
もしかしてもしかして、そこらへんの既出記事をコピペして言い回しをちょこっと変えて文字数を水増しし、それを繰り返して記事を量産すればだれでもお金もらえるとでも思ってるんでしょうか?
そんなに世の中甘くないですよ。正直な話、サラリーマンやバイトの方が手っ取り早いです。
それに、コンテンツが複製されたサイトが最近アホみたいにインターネットに増えまくっているので、審査する人も「ダメだこりゃ」とさぞかし頭を抱えていることでしょう。この問題は日本に限らず、世界中で起きています。
ライフハックしか書けない浅すぎな人がアドセンス攻略したい!!!!っていう無数のリクエストを斬り捨てるべく、もうキリがないので再審査がブロックされたりなんかしてたりします。
悪足掻きしてそうやって無駄な時間を費やす人たちに対してどうこう言っても、その本人の人生だからとやかく言うのもアレですけど、とにかく、これ以上ネット上に無価値なブログをネット上に増えてほしくないのですよ。
価値のあるコンテンツとは
あなたにしか提供できない情報ってマジでないんですか? 需要があるのに情報が少ないところを狙うんですよ。
それに、書籍や映画などのレビューもぶっちゃけ「誰でも書ける」し、あらすじが複製されたコンテンツとみなされる場合があるので注意が必要です。別にそういうブログは否定しませんよ。ただ、そういったジャンルのブログのアドセンス収益化は難しいです。代わりにAmazonアソシエイトリンクを張ればいいです。
価値のあるコンテンツとは、机上論とかネット上の情報をまとめるということではなく、リアルな世界で自ら「体験」した結果をレビューされたものなのです。あとはローカル情報ですかね。現地人によるローカル情報って意外と需要があるんですね。
あるいは、業務中に参照されるお役立ちコンテンツ、ですかね。専門知識やらスキルが必要なネタで。私のメインサイト、wanichan.com はそれをネタにしてます。
当ブログのねらいについて
で、このブログはというと、天王寺ミオといった超ローカルネタやら英会話イーオンネタがウリ、かもです。当初は海外旅行ネタをメインにしたかったんですけど、そんなに頻繁に旅行なんて行かないから、扱う範囲を広げないと、って感じで現在に至ります。意外と英会話イーオンの現役生徒の立場からの生の声をつづったブログって少ないから、自主的に書いてます。正直いうと、毎週だるくてレッスンをさぼりたくなりますけど。
明日の英会話のレッスン行くんだるすぎ。日本の最低賃金1500円以上にすべきか否かというディスカッション、んで、経営破たんした企業を税金で助けるべきか、というディベート、もうなんでこういうネタを英語でせなあかんねん。。。
— wanichan (@wanichan) 2018年11月27日
技術ブログではないので、あまり技術的なネタを扱わず、できるだけ多くの人たちが「せやせや」とか「ほんこれ」とか感じてもらえるように、暇つぶしに読んでいただけるような記事を書くように努めています。
あと、最近では個人事業主の嘆きっていうか、そんなノリです。日本人の悪い風習やら文化やらで肩身の狭い思いをしている人たちは少なくないはずなので、そういう毒吐きも含まれます。
さいごに
リアルな経験を通じて、自分の言葉で、自分の思ったこと、感じたことを真っ白な紙に書き留めるんですよ。できるだけ詳細に書くといいです。その時その時の心境の変化を描写していくと、完全に「読み物」になります。とりわけ、失敗談とか自分がトラブルに巻き込まれたというネタも時系列で書いていくと、読み手としては大いに楽しめることでしょう。たとえば空港で荷物がなくなったとか、そういうネタってコメディ映画にありましたよね? 他人の不幸はエンターテイメントになるんですよ。
このはてなブログの読者さんの中に、外部サイトからコピペした記事を書いてる人が散見されるので、このエントリーでもって警告しておきます。