実は今日、英会話のプライベート(マンツーマン)レッスンで、以下の記事を翻訳してパワポでまとめたものを資料として使いました。
【必見】コロナで使われた?心理学テク&用語一覧 | いけのり通信
この記事に「マウンティング」が言及されています。
マウンティングとは、自分の方が相手よりも立場が上であること、また優位であることを示そうとする、行為や振る舞いのこと。特に、対人関係において、自分の優位性を示そうと自慢したり、相手を貶したりすることを指す。
しかし、「マウンティング」は和製英語っぽいです。
マウンティングは本来、サルなどの霊長類の動物が、相手に対して馬乗りになって自身の優位を示すことであり、この行為が対人間のマウンティングの語源となっている。マウンティングの語が浸透したきっかけは、2014年に放送されたテレビドラマで使用されたことにある。ドラマでは女性主人公とそれを取り巻く女性たちによる優位性をめぐる争いを描いたもので、マウンティング女子という言葉も生まれた。
じゃあ、いわゆる「マウンティング」に相当する英語はどれか?
答えは condescending っぽいです。担任の先生に確認しました。
treating someone as if you are more important or more intelligent than them:
https://dictionary.cambridge.org/dictionary/english/condescending
この condescending は、とある辞書では「恩着せがましい」と訳されていたりしますが、
「恩着せがましい」のと「マウンティング」のとはニュアンスが違いますよね。
「恩着せがましい」とは、恩恵を与えたことを、相手にいかにもありがたがらせようとする態度ですが、「マウンティング」は人を見下す要素が含まれてますよね。
ちなみに日本語の「恩着せがましい」は、英語では patronizing です。
speaking or behaving towards someone as if they are stupid or not important
https://dictionary.cambridge.org/dictionary/english/patronizing
話もどって、上に挙げたまとめ記事は、NATOが推し進める認知戦争(Cognitive Warfare)とダブってたりします。
※以下の図をクリックすると、Wikipedia上のSVGファイルが開きます。
早速照合してみましょう。たとえば…
- ハロー効果
➡ Not Enough Meaning に分類されている Halo effect - Wikipedia - バンドワゴン効果
➡ Not Enough Meaning に分類されている Bandwagon effect - Wikipedia - 内集団バイアス
➡ Not Enough Meaning に分類されている In-group favoritism - Wikipedia - 正常性バイアス
➡ Not Enough Meaning に分類されている Normalcy bias - Wikipedia - コンコルド効果、サンクコスト効果
➡ Need To Act Fast に分類されている Sunk cost fallacy - Wikipedia - センメルヴェイス反射
➡ Too Much Information に分類されている Semmelweis reflex - Wikipedia - 利用可能性ヒューリスティック
➡ Too Much Information に分類されている Availability heuristic - Wikipedia - 損失回避バイアス
➡ Need To Act Fast に分類されている Loss aversion - Wikipedia
こういうネタをしばらく扱ってるうちに英語レベルが上がりました。Level (Learning)が27から28に。理由を聞くと、度忘れな単語(Tip of the tongue)があってもコミュニケーションに全然問題ないからとか? 日本語でも話してる最中に度忘れな言葉ありますよね。まあ、そんな感じ。最上のLevel 30までもう少し!
♢Strength: Fluency (Speaking), Social Skills (Listening)
♢Areas to work on: Vocabulary (Speaking)
♢Level (Learning): 28
♢Level (Acquisition): 29
CEFRレベル | Can-Do | |
---|---|---|
上達した 言語使用者 |
C2 |
|
C1 |
|
♢Message:
Thank you for all of your hard work every class wanichan! I always look forward to your class! Your class is definitely the most interesting class I teach at this school. You always have a lot of interesting and well-supported ideas and opinions and you are able to express them very naturally. You are also great at following what I’m saying and responding naturally and appropriately.When we talked last time, we talked about increasing your vocabulary. I think your general vocabulary is fine, but when we talk about more complicated topics, it can sometimes be difficult to use the relevant vocabulary and expressions.
This time, I’d like to work on Topic-based Vocabulary Training using natural English sources like news articles to increase the vocabulary and expressions you can use when discussing specific topics. I’m looking forward to our next class wanichan!
今後の学習法は Topic-based Vocabulary Training でっか。ナチュラルな英語で書かれたニュース記事とかを使う? えっと、とりあえずこのままPDFの内容を続けてもOKってこと? まだもう一つエグイ内容のPDFが残ってるんですけど。
しかーし、英語の記事っていっても陰謀論とかガセとか嘘かホントか見極めが必要な記事が混じってたりするから注意。鵜呑みにしないことを前提に扱うなら別だけど。それよりも、本家が発行したPDFそのものがガチです。しかも学術的な分野なのでかなりムズイです。日本語でも知らない情報を読み解くのはためになりまっせー。