アメリカのTVドラマなど、日常会話においてよく使う便利なフレーズだけど、英会話テキストでは習わないものってありますよね。すごく基本的な単語なのに。
まず、何を話しているのかわからないとき、相手に何の話なのか聞きたいときは、"What are you talking about?" と言いますよね。疑問代名詞の what と二人称の you、そして talking about を使います。
そこに"know" が加わることで、what が関係代名詞になります。一人称の”I”なのか二人称の”you”なのか、肯定文か否定文かでそれぞれ全然意味が変わってきます。
- I don't know what you are talking about.
- You know what I am talking about.
- You don't know what you are talking about.
I don't know what you are talking about.
「なんのことだかさっぱり」という感じで、知ってるのに知らないふり、とぼけるときに使います。
You know what I am talking about.
「私が何のことを言ってるか知ってるでしょ!」
とぼけている人に対して「知ってるくせに」「とぼけるな!」と言いたいときに使います。 「とぼけるな!」は "Don't play dumb!" とも言いますけど。
You don't know what you are talking about.
「自分が何を言ってるのかわかってないんじゃないの?」
知ったかぶりをする人に対して「実はわかってないんじゃないの?」「いい加減なことを言うな」と言いたいときに使います。