またまたTwitterでシェアされてたはてなブログエントリーを見つけたので読んでみました。
本当に実に見事な記事ですわ。私も「うん、うん」と頷くこと多々あり。
まあ、何度も何度も私はかつて痛い奴だったと言及しまくっていたし、一時期双極性障害II型と診断されたこともあり、もうね、脳なんて簡単に壊れるんですよ。
心の病気にかかってしまうと、普段できることがどんどんできなくなるんですよ。ホンマに。そのできなくなった自分に失望してさらに鬱に、という、悪のスパイラル。
社会人になって親元を離れた生活を送るうえで、やっぱり生活していくためのお金は必要なんですよね。そのお金がなかなかGETできない、貯金を崩しながらの生活になると簡単に判断力が低下します。私もその状態に陥って、双極性障害になった感じ?
できることができなくなると、周りが敵にしか見えなくて、どんどん威嚇するようになるんですよ。これこそ脆弱性っていうか、セキュリティホールっていうか、まあ、そんなとこです。
イキってる人たちを見ると、どうしても過去の自分と照らし合わせて、「そっち行っちゃダメだよ」って言いたくなるんですよね。ボロクソに書いてたりする部分もあるんですけど、私もかつてそうだったんだよ、って言ったら説得力があるのか?といったらそうでもない気がしないでもない、っていう。
周りが敵にしか見えなくなるっていう状態は、人間誰でも起こりうるのです。どんなに頭が良くても、どんなに思慮深い人であっても、みーんなそのような事態に陥る可能性があります。この状態はあくまでも自分を守るための手段。これ以上自分が傷つけられたくないという本能に基づくものです。たぶん。でも結果的には事態がどんどん悪化していくんですけどね。
私はそのような状態の人に助け舟を渡したい気持ちになるんですけど、彼らにとってはそういった善意ですら、敵意としか受け止められないのが現状なのではないかと。
とにかく、これはまさしく心の風邪で、休養が必要なんですよね。このままもがけばもがくほど、アリジゴクの穴に埋もれていくアリになっていくんですよ。
てか、そのような状態から抜け出した私がいるわけですが、最悪の状態からの脱出方法って、人によって違うんですかね?
やっぱりまずは自分を見つめなおすことが大事。人に認めてもらいたいという自己承認欲求を何とかしない限り、先に進めない気がします。直前の原因をつぶすのではなく、何が原因でどうなって、こうなったのか。うーん、根本的に考え方とか見方を変える必要が出てくるんじゃないかなーって思います。
ちなみに私はどうやってその自己承認欲求に対処したか、というと、なんでもいいから自分のできることを成し遂げること。その結果は必ずやってくるからその時を待て、というノリでやってきた感じです。つべこべ言わずに、ただ黙々と行動して遂行する。自己評価はやめて、他人評価だけ受け止める、という感じで現在に至ります。
だからといって、自分はすごいんだ!といった愚かな思考を持った自分を責めるのではなく、ちゃんと受け止めること。てか、責める必要はないと思うんです。世の中には同じ過ちを犯している人が少なくないんですから、次のステップとして自分の過去の経験を生かした行動をすればいいんじゃないかと。
気づくことこそが、アリジゴクから抜け出す最大の解決策ではないかと私は考えています。いつしか客観的に過去の自分のことを「あの頃はおかしかった」と言える日が来るといいですね。