前にこのはてなブログに書いたCan-doの数字ってCEFRのんじゃないの?というと、そうじゃないらしいです。これまで11段階のレベル分けで、テキストごとにクラス分けになってたんですが、来年から、「Level (Can-Do)」と「Level (Grammer)」それぞれ 1~30、レベルに応じて適切なテキストを選択して受けるという逆パターン。数字が大きければ大きいほどレベルが高い、と。
6グループ30レベルに細分化した学習指標と、継続学習に適したレッスン体系
新たな学習指標「イーオンスケール」では、生徒の英語力を「Can-do(英会話を通してできること)」と「文法」を6グループ30レベルに分けています。例えば、同じ「Elementary(初級)」というグループであっても、「Can-do」と「文法」のレベルは人それぞれ異なります。そのため「イーオンスケール」は、「Can-do」と「文法」のそれぞれについて、どれだけ達成しているかを個別に確認し、一人ひとりの英語力をより細かく、具体的に見極めます。
ラウンドアップとグループレッスンという呼称じゃなくて、文法重視の正確さを求めるLearningレッスンと、正確さは求めずにとにかく実践なAcquisitionレッスンの2つの組み合わせ。ラウンドアップ→Learning、グループ→Acquisition
しかし、現行ラウンドアップレッスンだけ週2レッスンは受けられないらしいです。週2であれば、ラウンドアップとグループがセットがマストっぽいです。
受講約款を抜粋↓
第6条(学習指導の形態)
代表的なレッスンは以下の通りです。
- Learningレッスン(以下、旧呼称の「ラウンドアップレッスン」を意味します。)、Acquisitionレッスン(以下、旧呼称の「グループレッスン」を意味します。)は、原則として所定の教室で所定の指導時間内に一人の教師が複数(定員5名)の受講者に対して学習指導を行うものをいいます。
- L&A Lightレッスンは、原則として所定の教室で所定の指導時間内に一人の教師が複数(定員8名)の受講者に対して学習指導を行うものをいいます。
- プライベートレッスンは、一人の講師が一人の受講者に対して、またセミプライベートレッスンは一人の教師が2~3名の受講者に対して、原則として所定の教室で予め定められたカリキュラムと日時に従って、所定の所要時間内に学習指導を行うものをいいます。
Learningレッスンの場合、Unit 1 Day 1の翌週はUnit 1 Day 2になるっぽいです。ひぇー。
ちなみに、過去にAEON公式サイトに掲載されていた、ラウンドアップレッスンのそれぞれのテキストの説明を転載しときます。ただし、Viewpointは1st editionの内容だったので、現在のテキストの冒頭メッセージを加工して置き換えときます。
- KICK OFF
- 日常生活に必要な語彙を使いながら基本文法を復習
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英語を勉強していく上で、もっとも大切な基本文型を身につけることを目的としたテキストです。基本的な文法事項を場面設定の中で繰り返し練習し、話せるようになるための土台作りをします。また、その場面は日常生活でよく出会うものばかりですので、すぐに役立つ表現も身につけることができます。
- LINE UP
- 英語圏の文化を学びながら基本文法をブラッシュアップ
日常会話のみならず、海外で活躍する日本人の生活を通して、英語圏の文化や考え方を学ぶことができます。生活の中ですぐに使える表現や基本文型を学ぶと同時に、間違いを恐れずに発話する積極的な姿勢も身につきます。また、身近な状況の中で必要な情報を引き出したり、伝えられるようになります。
- GET SET
- 基本文法をマスターして簡単な日常会話もOK
英語を話す上で、絶対的に必要な基本3時制(現在・過去・未来)の身近な出来事を、聞いて理解し、自分でも表現できるようになることを目的としたテキストです。海外駐在や語学留学など現実的な場面を設定し、場面をイメージしながら練習していくので、人との「付き合い」を始めるための英語力が身につきます。
- TAKE OFF
- 積極的にコミュニケーションを図るための英語力を身につける
日本・海外、日常生活・ビジネスなどバランス良く盛り込んでいるので、自分が関心を持っている日常的な事は、自信を持って対応できるようになります。また「ただ単に聞かれたことに答える」のではなく、自分からプラスアルファの情報を提供したり、より具体的な情報を引き出したりするなど、積極的なコミュニケーションが図れるようになります。
- Business Take Off
- ビジネス特有の表現とともに、ビジネスマインドも身につける
基礎的な英語の学習を終えた後、ビジネス英語を身につけながら、国際的なビジネス場面で必要となる「ビジネススキル」「ビジネスマインド」も身に付けられるよう開発された教材です。ビジネスの場面できちんと話すための文法とその用法、ビジネスでよく使われる語彙や定型表現、さらにビジネス場面で役立つ会話の組み立て方やコミュニケーションのポイントなども学べます。メールなどを通して、「読む」「書く」力もつけていきます。
- GEAR UP
- 状況などに合わせたコミュニケーションを取るための英語力を
ビジネスや日常生活、ホームステイなど、さまざまな場面を通して、状況や相手との関係に合った会話を楽しめるようになるための英語を身につけていきます。さらに、身近な場面・話題であれば、話の流れをコントロールして、会話のイニシアティブを取ることができるようになります。
- Business Gear Up
- ビジネスに必要な考え方、知識、マナーを文法事項と一緒に学ぶ
Business Take Offよりも更に洗練された英語を使って、効果的にビジネスシーンを乗り切るための教材です。「会議で発言する」「セールスプレゼンテーションをする」「人事考課をする・受ける」「現状報告をする」など、ビジネスでは欠かせない場面ばかりで、とても実践的です。また、国際的なビジネス場面で成功するために必要な「ビジネススキル」「ビジネスマインド」もしっかりと習得していくテキストです。
- Breakthrough
- より実践的な英語運用能力を身につけ、上級レベルへの基礎作り
ビジネスや日常生活、旅行、留学など、さまざまな場面に対応できる英語を身につけることができます。楽しみのための会話に留まらず、自分の担当業務に関する会議に参加したり、自分が知識・関心を持っている分野の講義の概要を理解したりすることができるようになります。
- Checkpoint
- 日常会話はもちろんビジネスで使える英語力を身につける
「通じる」英語から、「場面にふさわしい」英語へと、大きな飛躍を経験するためのテキストです。会話の流れから、受動態にするか能動態にするかを使い分けたり、より丁寧なニュアンスを出すために間接疑問文を使ったり、状況にふさわしいコミュニケーションをとるための構文をしっかりと学習します。テキストが終わる頃には、幅広い場面に対応する洗練された英語を身につけていく構成になっています。
- Viewpoint
- 場に応じて、相手の胸に響くように伝えていく、高度なコミュニケーション能力を身につける
「場面にふさわしい」英語からさらに「自分の気持ちをのせた」英語へと、大きな飛躍を経験するためのテキストです。仮定法を使ってアドバイスをする、過去についての後悔を助動詞と完了形を使って表現するなど、状況に応じて構文が効率的に使うことにより、より洗練された英語になります。テキストが終わるころには、「新しいビューポイント」と「相手の胸に響く英語」を体得できるようになります。
- Aspire
- 幅広い話題でネイティブと対等に議論できる英語に磨き上げる
もっている知識とスキルを統合していく「総合ユニット」、ディベートやプレゼンテーションを通して英語を使いこなす練習をする「タスクベーストユニット」、英字新聞を題材にして、記事をまとめたり、ディスカッションしたりする「時事英語ユニット」の3種類のレッスンからなります。構文や語彙がスムーズに処理できるようになり、「ことば」ではなく、「意味」「内容」に意識を向けることができるようになるので、話を広げたり、深めたりすることができるようになります。
LearningレッスンとAcquisitionレッスンは、いずれも5名まで。10分前までキャンセル可能です。すなわち、現行グループレッスン(Approach, Contact, Integrate, Transform)は8名→5名になるということです。
ただし、Discussion Mattersは「L&A Lightレッスン」の括りになる模様。それ以外の現行のグループレッスンはあくまでもAcquisitionレッスンとなり、Discussion Mattersは来年から新設されたL&A LightレッスンのLevel 3に。下にLevel 1と2が追加されるっぽいです。定員8名まで、キャンセル受付時間は前営業日夜9時まで。
L&A Lightレッスンは、ある特定の場面が設定されて、その場面に応じた英語で楽しく会話してみよーっていうノリ。海外での買い物とかレストランとか、パーティーを開くとか、特定のシチュエーションで使う英語を身につけましょう、ってやつ?
以下のチャートをもとに
30段階のレベルに当てはめてみました。
そろそろ更新時期。つい先日受けたばかりなのになんでまたカウンセリング?って感じなんですけど、担任が変わったから、改めて実施らしいです。知らんけど。
新しい担任の先生もよー似たメッセージですやん。一部ごにょって公開。
♦︎Strength: Fluency (Speaking); Endurance/Organisation (Listening)
♦︎Areas to work on: Contents (Speaking)
♦︎Level (Can-Do): 28
♦︎Level (Grammar): 27
♦︎Recommended Courses: Aspire
♦︎上達Private Lesson:① Free Talk - e.g.: environment ② Free Talk - e.g.: politics
♦︎Self Study Recommendation: Free Writing & Topic Talk
♦︎Message: Thank you for all your hard work in Aspire. I’ve only been your teacher for a short time, but I have been impressed by what I have seen. You have a strong ability to keep speaking and share your opinions in a detailed manner and are open to inviting discussion about them. You also listen to other students points of view and can respond to them in an engaging manner. Well done! For the future, I think it would be good to diversify your topics of conversation. I can see you are passionate about what you want to talk about, but perhaps a little less so when the topic is unfamiliar to you. I have seen that <ex-teacher's name>-sensei also thought the same. I suggest exposing yourself to a variety of topics in Japanese - from the news, newspapers, and so on - first, and then the same topics in English, before summarizing that news in English as if you were you were telling someone that news. I’m sure you have the skills to do it as it will allow you to speak even more naturally than you do now. Let’s keep practising!
で、なんでプライベートレッスンについて言及しているかというと、1年間のうち2回、プライベートレッスンを組み合わせるコースらしいです。
てかね、政治とか環境問題の話は「あえて」語りたくないんですよ。人を傷つけたくないから。そう打ち明けたら、たとえ自分の意見でも、People say that みたいに誰かが言ってるっていう感じでお茶を濁したり、前置きで”I don't mean to offend you, but..." とかでワンクッション入れたらええよ、って言われましたです。
人を傷つけずに、自分の意見をうまく表現するのは日本語ですら難しいです。てか、経済的な問題でAspireを続けるのは厳しいです。年始からDiscussion Mattersに戻ろうかな。